yzb’s diary

仕事と禅と病気(ガンサバイバーです)

「心がラクになる生き方」を読んで

曹洞宗の禅師、南直哉氏による、「心がラクになる生き方」を買った。新聞の広告欄で見つけたのだけど、"「置かれた場所」で咲けなくていい"等と宣伝があって笑ってしまった。

禅僧が教える 心がラクになる生き方

禅僧が教える 心がラクになる生き方

南氏による、生き方、苦しさの捉え方、いなし方が書かれてて、確かに本を読んで気持ちが楽になった。いままであれこれ自分の中で苦しさをどうやって克服するかを試行錯誤してきたけど、この本を読んでかなり楽になった。ただ、この本のどの文書が自分を楽にしてくれたのか?が分からないのだけど。。 「人生に意味なんてない」、「自分なんて存在しない」、「他人によって作られた自分」、「苦しみの原因は人間関係」、etc どの部分が自分の心を変えたのか、または、、考え方を変えてくれたのか。

これまでの自分の仕事のしかたを振り返ると、仕事で求められる能力と自分の実力との差があり、自分に「もっと、もっと」と要求をしたり、細かい事に気持ちを集中させすぎて現実から離れて不安な気持ちを増大させてしまったりと、自分で自分をしんどくしていたのは事実だった。

今自分の気持ちが楽なのは、たまたま今仕事が谷間だからなのかもしれない。とにかく、、また仕事が忙しくなって、いろいろ課題に直面した時、自分の気持ちがどんな状態であるか?を確かめれば、生き方が本当に楽になったのかどうかが分かる。