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ネルケ無方氏の本と考える人「考える仏教」、釈氏の「いきなりはじめる仏教生活」
いずれも、新しい仏教(あるいは、本来の姿か)の流れを作ってる人と理解しています。
禅とは行動あるのみと思っていて、本読んであれこれ考えるぐらいならまず坐れと言われそうですが。。
■追記(2011/6/5)
「いきなりはじめる仏教生活」を読み終えて。。
これまで自分は読んできた本は主に禅の本で、禅とは今をどう生きるか、その手法が説かれた機能指向の教えだとは思います。そんななか、自分の家の宗派である、浄土真宗って、どうもなー、、これって一体なんなのかなーと思ってました(もっと簡単に一言で表現できるけどそれはやめます)。ですが、この本では釈先生が、浄土真宗の根深い思想について説明されており、それは宗教に対して今盛り上がっている機能的な要求を一部批判し、心の受け止め方としての浄土真宗を解説なさっている点が非常に勉強になりました。残念ながら、何か経験したり、坐禅したりせずに自分の心のカタチや認識の方法を変えるというのは並大抵のことではできないので、書かれている事をそのまま理解はできませんが(腑に落ちるまでには行かないけど)、自分が思っていた以上の深さが浄土真宗にはあるのだということまでは分かりました。一度読んだだけでは釈先生の言わんとされていることが分からず、機会があればもう一度読み直す必要があります。浄土真宗って実はとてつもなく深いものなのかしれません。でもそれを学ぶすべがありません。お寺に行けということかもしれませんが。。