yzb’s diary

仕事と禅と病気(ガンサバイバーです)

大寄せのお茶会で点前をさせていただく。。

毎年12月に大寄せのお茶会を開いていて、順番で自分も点前をさせていただいた。今年でお点前させていただくのは3回目になるので、悪い意味で慣れた。最初の頃は点前の順番が分からなくなるとか、初めてのことも多くていろいろ発見があったり感謝したりと感動も大きかったけど、今年は点前ももう間違わないし、お客様へのお運びも手順を覚えているので、特に何かを心配することもなく平常心でお勤めすることができた。
ただ、、これまでのような未経験な事に対して無心に接していろいろ感動するということはなく、老獪な?オヤジ状態で安定する反面、謙虚さもなく感動もなかった。これではいけない。いけないけど、、一体どこに向かえばいいのやら。。そんな心ではお茶をやってますなんて言えないけど、、悪い意味で安定してしまっている。
でもまぁ来て頂いた方々には心から感謝ですし、お点前された他の方や水屋を担当していただいた方々にも感謝ではあります。そんなこんなで、今年一年の茶道も締めくくるのでした。

■追記(141212)
もし本当に茶禅一味であるとするなら、よかったとか悪かったとか感動したとかしなかったとか、自分の頭の中の分別なんてことに拘ってる場合ではなく、来ていただいたお客様に感謝する、ただ無心にお茶を点てる、一座建立に集中する、それが全てである、、そういう心でないといかんのではないかと思うのでした。