yzb’s diary

仕事と禅と病気(ガンサバイバーです)

幸せも不幸も頭の中次第という話

最近気になる本として、「幸せは頭の中にある」という論調の本があります。自分が置かれた状況で、それを辛いと思うか、ありがたいと思うか、チャンスととらえるか、はたまた逆境ととらえるか、、それは人次第、、すなわち、客観的な事実なんてのはなくて、その状況に置かれた各人がどう捕らえるか、、頭の中でどう解釈するか次第ということです。
一見そうかなと思う反面、これは方便と言う気もします*1

物事には全て良い面と悪い面の両方があるという見方は賛成できるので、そう考えるとどちらにもとらえられる事象、状況の良い面を強く意識する。どうせ生きるならポジティブに前向きに行こうというはいいことだとは思います。

仕事を進める上で、リスクを想定するのは必須ですが、課題を客観的に捉えるレベルを超えて、失敗のリスクやうまくいかなかった場合の心配ばかりしてあれこれ心を悩ますのは良い結果にはなんら結びつかないので控えるべきとは思います。だから、、仕事等の心配事が心(潜在意識)から湧き上がってきても、かならずうまくいくと自分に言い聞かせて、客観的な考察を超えた心配やどうどうめぐりの悩み事は意識して思考を止めるべきと思います。それは仕事にとってもプラスではないから。。

人(少なくとも自分)は弱いものであり、どうしてもネガティブな方に引っ張られますので、意識してポジティブな状態に持っていく努力が必要と思います。何事にもポジティブな人は、恵まれた性格で、また強い心を持っているのだと思います。

*1:語弊があると申し訳ないので明記できませんが、頭の中次第なんていう理想論では片付けられない、だれもが苦痛と同感できうる状態はあると思います