茶杓は作るものらしくて*1、結構自作の記事があったので自分も作ってみた*2。。
まずはお手本のホンマ物の茶杓で採寸。今回は個性を出さず、手本通りに作ることにした。(採寸情報必要ならアップします。他のサイトにも詳しいのがありますね。)
DIYの店で買ってきた竹。数百円
めざす景色。。茶杓で櫂先が少しスプーン状になっている方が抹茶をすくいやすいので、この部分を活用して作る事に
節を中心に10cmぐらい上下に取って切断、そして半分に割った。竹を割るのは鉈とかを使うと思いますが、そんなの無いので、ハツリ用の道具を買ってきて代用。これは使えます。
おおよその寸法を下書きするためと、削ったりいろいろする中で、竹の表面を傷つけないように、保護のためにテープでカバー。テープは1cm幅で、櫂先の幅と同じです。このテープ幅を残すようにすれば削りすぎる事がない。
カンナで削っています。竹はサクサク削れるので楽
おおまかに削ったところ。お手本の茶杓と比較してチェック。。
この後は、水に数日漬けて、熱を加えて曲げ作業に。。
■追記(2011/10/28)
あまり準備もなく、ガスコンロで炙って曲げてみました*3。満遍なく熱を加えるなんてこともできず、結構加熱が集中したのと、炙ると竹はむちゃくちゃ熱くなって、繊細に力を入れて曲げるなんてできず、結局コキッと曲げる結果となった。次作(あと3本ある)は黙ってろうそくで念入りに炙って曲げてみたい。。
奥は手本にしている茶杓ですが、こうやって見比べると、櫂先の曲がり具合が、お手本は緩やかな曲線なのに対して、自作は、コキっと腰を曲げるように急カーブしている。。
■ご参考URL
http://rakufoo.com/ 「茶杓をつくる」 (かなり気合入っています)
http://www.surugaya.com/kodawari/chashaku/index.html 「茶杓作り隊 忘路庵 樂風」様
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/kagata-j/chashaku/wchas1.html 「茶杓の作り方」 (京都の銘竹問屋・竹平)様
http://www1.odn.ne.jp/~cas30550/chanoyu-j/chasyaku.html 茶杓の詳しい情報
■関連記事
http://d.hatena.ne.jp/yzb/20111030/1319951782 茶杓を作ってみる(その2(櫂先の部分を曲げる))