yzb’s diary

仕事と禅と病気(ガンサバイバーです)

月釜に参加(大徳寺;玉林院洞雲庵)

無謀かもしれませんが、お茶会に参加したいと思い、大徳寺の玉林院というお寺で行われている月釜に参加。大寄せのお茶会はお薄と思ってましたが、この日はお濃茶でした。
大徳寺の石段。秋の特別拝観もあるようでした。

玉林院の門構え。在釜と掲げられています。入り口すぐは幼稚園なので子供の声が聞こえる。お茶室はずっと奥にあってどんどん進む。。

お寺のお庭。奥の方が受付で、そこで名前を書く。自分は会に入っていないので、一見さん?ですが、参加費を払えば参加させてもらえる。

子供の頃、親に連れられて長谷寺の月釜とかに行ってましたが、改めて自分の意志で参加するとまぁ集中もするしいろいろ期待も膨らむというか。。玉林院のお茶室は、路地を通って行くことになるのですが、これがなかなかお茶会への期待感が高まって良い感じです。
大寄せなので1回のお茶会で、20人ぐらいの方が参加されます。お軸拝見とか、そういったのはなくて、お茶室に入って座って、お茶会が始まりました。ご亭主さんは気さくな方で、どうぞお気を使われませんようにと皆さんに声をかけていただいたので和やかなお茶会になりました。お濃茶だったので、茶入れは焼き物(カタツキの姿)が使われていて、また、10月末ですが、炉になっていました。お軸は「露」、お花は白い椿でした。花入は銅製の非常にほっそりした品でこれは良かったです。
で、、お菓子は栗きんとんでこれはめちゃくちゃ旨かった。栗の美味しさがいかされていて単純に感動しました(もうモンブラン食べなくて良いと思うぐらい。。)。お茶は一保堂の「蓬莱の昔」というのらしいですが、自分はお濃茶をいただいたのが今回が初めてで、確かにこれは濃いなーと思っただけで申し訳ないですが、美味しいのかどうか分かりませんでした。

まとめると、、和やかなお茶会で、堅苦しい事は無く、いろいろ道具の話とか聞けてよかった。でも大寄せのお茶会なので、次が続いてまして、、と仰られて、あまり和んでいるわけにもいかず、時間の中での茶会となったのでした。自分はお濃茶の作法が分かっていないので、どうやって次の人に回すのが正しいのかよく分からんかった。男女が混ざってる時は手渡ししないということのようですが、上座から手渡しでまわってきたので、次の人にも手渡しした。。お道具拝見も次の人にまわす時、正しくは畳の縁内に置くはずだけど、間違って畳の縁外に置いた。まぁ細かいことは後から復習しよう。

自宅から大徳寺まで2時間ぐらいかかるので毎月出かけるというわけにはいきませんが、大徳寺のお寺で、5箇所ぐらいで月釜をやっておられるようなので、一つずつ回ってみたいとは思います。

■ご参考URL
http://www7.ocn.ne.jp/~gyokurin/ 王林院のWebサイト