yzb’s diary

仕事と禅と病気(ガンサバイバーです)

結局幸せとは何なのか

無い頭でいろいろ考えたけど、幸せとは今この瞬間をよく生きること。よく生きるとは、いい息をすること。空の下で息をしている自分が今ここに居る。それが幸せの本質。ほしいものが手に入る、人に勝つ、金を儲ける、優勝する、美味しいものを食べる、それはそれで素晴らしいことかもしれないけど、最後にのこる幸せとは自分が今生きているという有難さだと思う。

さらにいうと、、自分は幸せかどうか?はあまり重要ではない。自分の気持ちなんて気まぐれであてにならない。また、人は一人では生きられず、人との交わりの中で生きる。自分が幸せなのかどうか?ではなく、他人との関係の中で幸せであるかどうかではないか。自分一人の幸せは、自分の手のひらですくえる幸せでしかない。だけど、他人との間にある幸せは無限に広がる。自分が自分がという我を捨てて、人との関係をもっと大切にすると、幸せはそこから生まれるはず。

ブータンの国で、あなたは幸せか?と質問された時、ブータンの国の人は、「あなたが幸せならわたしは幸せです」と答えたらしい。最初聞いたときは、屁理屈というか、幸せの考え方がそもそも日本と違うなーと思ったけど、幸せの本質は、人との関係性にあると考えると、今はそれが幸せの本質なのではと思える。

ただ、、自分はいつもそう分かっているか?と言われると、自分の調子がいい時だけだ。問題があったりしんどい時はそんなふうに思う余裕はない。頭で考えているだけで、体にはしみこんでいない。だけど、、何かに迷った時、今生きてることこそが幸せなんだ、そこから全てが始まるのだと思うようにしている。