yzb’s diary

仕事と禅と病気(ガンサバイバーです)

辛くしんどいと思っていた開発も最終フェーズ

ソフト開発を担当していますが、自分の実力のなさ、仕事の忙しさ、仕様の複雑さ、理解不足、根性不足、そういった諸事情により、日々辛く、くたくたになっていた。そんなプロジェクトももうすぐリリースで終わりとなる。リリースの時もトラブルが発生するので安心はできないけど。。協力会社の方々も凄腕の方々なので、メンバで協力すればなんとかなるはず。。
今の開発が終わらないのに次の開発がすでに始まっているので高原状態は続くのだが。。仕事をしていて思うのは、仕事には、苦労、重圧、喜び、達成、プレッシャー、成果、評価、報酬、そういった生きていく上で出くわす事象がすべて詰まっているということ。NHKの72時間ドラマを見て、退職した人がよく言う、「仕事はしんどかったけど、今から思えば充実していた」というコメントを思い出す。仕事とはしんどくて楽ではないけど、重圧と共に達成感も得られ、さらに報酬が与えられるという意味で、自分が生きている意味を仕事の中に見つけることができる。だけど、、退職して責任から解放され何をやったらいいのか分からない状態になると、毎日が気楽な反面、生きる目標を見失い、腑抜けのようになってしまうと(日本各地の温泉巡りもすぐに飽きるらしい(OB談))。
自分も休みの日に仕事を忘れてぼーっとしていると、どうでもいいような些細な事が気になって、腹が立ったり、何度も思い返してウツウツとなったりする。心に重しがないからどうでもいいことに気持ち引っ張られて、つまらない小さなことを大きく捕えてしまい、重い気持ちになる。
だから、、仕事をしている間はいろんな心労があってしんどいけど、逆に、仕事を辞めて心に何の重しもかかっていない状態になると、その時もまた心の暴走が凄まじいと想像できる。今のうちから退職して何をするのか考えるべきだ。それは給与の多い少ないが問題ではなく、ある程度のプレッシャーというか何かを任されていて責任を持ち、人に頼られる、そんな役割を担った日々を送るようにしないと、何も心配事のない気楽な毎日だと心の暴走が始まって、残りの人生をまた灰色にしてしまうと思っています。それにえらく退屈な毎日になるだろう。