yzb’s diary

仕事と禅と病気(ガンサバイバーです)

楽茶碗を見に、楽美術館へ

お茶を始めたのは、楽茶碗に興味があって、もっと知りたいからというのも理由の一つであった。本当は楽美術館で開催される特別鑑賞茶会(楽茶碗でお茶をいただける)に参加したいのだけどまだまだ修行が足りないので、今回は観るだけ。黒楽って、つやつやの真っ黒い器というイメージでしたが、初代や2代目の作品は、つや消しの黒で、しかもいろんな色が含まれていて、自分の印象がかなり違っているということを痛感しました。特に、先代とは同じものを作らず、作風を変えていくのがポリシーらしく、いわゆる、守破離というやつでしょうか。また、焼き物の素である土は、採ってきてから3世代以上寝かすのだそうです。このスケール感のでかさ。。さすが伝統文化は違いますね。。ただ、、土の中に眠ってるのは何百年以上と思いますが、さらになぜ寝かせる必要があるのか??帰りの電車で疑問に思ったので、次回行く機会があれば尋ねてみたい。なお、近代的な作品(吉左衛門作)は滋賀の佐川美術館にあるようで、佐川美術館にもいつか行ってみたい。パンフレットで「フランスRAKU茶碗」が紹介されていますが、とてもいい感じです。

今回は子供の夏休み中ということもあって、テーマは「楽焼のツールは、なんと!カラフルな中国の焼き物」というもので、三彩がなぜ原型なのか?とか、子供向けの説明付きで展示されています。

■追記

京都の街はでかい道路以外まったく看板がなくて、楽美術館への道も迷いに迷いました。大阪だったら結構目立つ目印があってなんとかたどり着くのですが、京都の昔からの町並みは、どれも古風な日本建築がずっと連続しているので全く分からなくなる。。反省としては、ちゃんとした地図を持っていく、「油小路通・一条下る」といった場所をちゃんとメモする、、といった準備が必要ですね。最後は携帯のGPSで辿りつきました。。

■ご参考URL

楽美術館
http://www.raku-yaki.or.jp/museum/index.html
京都市上京区油小路通一条下る
開館時間:10:00〜16:30(入館は16:00まで)