久しぶりに帰省すると、図書館から借りてきた本があり、読んでみてとても参考になったので覚書
- 作者: 森川那智子
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2007/02
- メディア: 単行本
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森川氏が提案する、「ゆるヨガ」、「ほんのり瞑想」について説明されてます。「ゆるヨガ」、「ほんのり瞑想」とは、のんびり細心の注意を払いながら動作し、今を丁寧に味わうこと
「ゆるヨガについて」
心は馬のようなもの。心が暴走し、怖さや危うさ、心のあてどなさを持つ。ヨガは勝手に暴れる馬に馬具をつけるということ。
心を自分の体に繋ぎとめる。=今、ここ、という存在に繋ぐ
繋ぎとめるとはどういうことか? => 身体感覚に気持ちを集中するということ。ヨガや呼吸の動作を通じて、今自分の体がどう感じているかを丁寧に味わう
「ほんのり瞑想について」
呼吸を意識しながら座るが、座っていると勝手に雑念が湧く(=心は自動操縦状態に入りやすい)。しかし雑念を無理に押し込める必要はない。『「○○に会った、買い物しなくてはetc」と今私は思った。そうかそうなんだ。。。。』と雑念が湧いた自分を見つめることが重要。湧き上がった対象、またその時の気持ちを丁寧に味わう。そしてまた呼吸への意識に戻す。
また、雑念に対して価値判断はしないでおく。価値判断しないでおくというのは、価値判断してはいけないということではない。してはいけないという事事態に、価値判断がすでに含まれている。
そうか、そうなんだは自己の受容に繋がる行為である。
スポーツ等のレジャーを通した、楽しさ、充実感とは、以下の要素が含まれる。瞑想はスポーツほど強い刺激ではないが、丁寧に味わう行為が充実感に繋がる
- 余計な事を考えない、考えられない
- 今この瞬間に体験していることに集中する
前半は入門ポーズ集ですが、後半は、ヨガや瞑想に関する解説があります。筋道立って解説されているので非常に分かりやすく、納得できます。上記は自分の覚書で要約なので、興味のある方は読んでみてください。