yzb’s diary

仕事と禅と病気(ガンサバイバーです)

東京禅センターの禅ワークショップに参加

東京に単身赴任してからいろいろ遊び惚けていたが、まじめに禅やヨガを始めるべく、心を入れ替える。いきなり禅寺で座るのはむちゃなので、まずは入門ということで東京禅センターの禅ワークショップに参加した。この日の参加者は8人だった。

道中かなり迷ってしまい30分近く遅刻して参加したのだが、行った時は、簡単な体を使ったゲームというかエクササイズをしておられ、それに参加した。その後、座り方や手の置き方、気を入れるという事の意味、深い呼吸の方法を説明いただき、実際に体を使って経験した。

少し休憩の後、座禅ができるようにしつらえをした和室にて参禅した。参禅は最初お経をあげて、その後、座禅をした。

お経をあげた時間が20分ぐらいなので、黙って座禅していたのは20分ぐらいかと思いますが、後から思うとあっという間に終わった。座っていた時間ですが、残念ながら、深い瞑想に至るはずもなく、といって、雑念に頭が一杯になるでもなく、ひたすら座っていた。正直言うと、普段使わない筋肉を使って姿勢を正しているので、姿勢維持だけでも大変でした。禅師から「できたら警策は一度受けてください」と指導を受けたのですが、その時は必要と思わなかったのであえて受けませんでした。

普段ヨガのポーズを取っていてもそれなりに精神がかなり落ち着くのですが、この日の座禅だけではそのレベルにも至りませんでした。まぁちゃんとした座禅が今回初めてだったのでそんなもんでしょう。

座禅が終わってみんなで、どんな印象を持ったか参加者が感想を述べます。これはなかなかありがたい機会で、他の人がどんな印象を持ったのか?自分と違う観点での気づきがあって勉強になりました。

総じて自分の中での瞑想レベルはまったく深まる経験はできませんでしたが、禅師の暖かさというか人の柔らかさに経験できたのが良かった点です。そもそも自分は父親で、しかも家長なんだが、嫁さんや子供にあんな風に暖かく接しているとはとうてい思えず、ただ行事を効率よくこなすのを第一にしてしまっていると痛感しました。例えば、家族でテニスをやったり晩御飯を作ったり、ゲームをするのもそうで、さっさと目的の用事をこなすことを第一にしている。。そもそも始まりは家族と心でつながっていないといけないはずなのに、会社の延長のように機能優先で接しているなぁと思えて、それが分かったのだけでもありがたいと思います。あるいは、それが昨日20分座って気づいた事なのかもしれません。

まぁとにかく、禅の深遠な思想はともかく、軽いノリで申し訳ありませんが、“座るのっていいよね。。”と単純に思えたので、もうちょっと禅の事を勉強したり、座る機会を増やしたいと思うのでした。本当はもっと厳しいものだろうと思いますが、、とりあえず入り口は通過した。。というところでしょうか。

■補足
禅センターのサイトで掲示された地図を見る限り、学芸大駅からも駒澤大学駅からもあまり変わらないような印象ですが、駒澤大学駅から行かれる事をお勧めします。学芸大からだと、途中の道がえらく分かりにくく迷子になる確率が高いのでは?と思います。あるいは、自分が単に方向音痴だからか。。夜だったせいか迷いに迷って何度も電話をかけてしまいました。丁寧に道案内してていただきありがとうございました。。下調べが足りなさ過ぎました。。

■ご参考URL
東京禅センター
http://www.myoshin-zen-c.jp/

■追記 071110
禅センターの体験後、自宅でも時々座っています。本当はちゃんと指導を受けて座るべきと思いますが、まぁ見よう見真似で座っている状態。。でも、座っていると、なんか自分が自分に戻るというか、自分を掴み直すというか、そんな感じがあります。