yzb’s diary

仕事と禅と病気(ガンサバイバーです)

腸ファーストで暮らす

仕事が大変で、あれこれ心配で、自分の能力不足も明らかで、自分に自信がなく、気持ちも消え入りそうな日々だった。生きてる実感を得るために腸ファーストで暮らすことにした。
スローガンというか、考え方は以下

  • 自分は一人じゃない。もう一人の自分は腸だと思う。腸と一緒に二人三脚で生きると認識する。
  • 腸や内臓を意識する。腸の声を聴く(何も言わないけど)
  • 腸のある場所が課題のある場所。悩んでいい課題や問題は腸のある場所で起きてることだけ(今、ここ、w/腸)。悩み事は腸と一緒に考える(だから、今起きてる事だけを取り上げる)。それ以外の悩みや心配は頭(脳)が作り出した妄想。妄想は相手にしない。
  • 先々の事で心配しそうになったら腸に相談する。(何も言わないけど、胃がお腹空いたとか言ってくる)
  • 自分が腸の中に居るぐらいの気持ちになろう。さらに、自我なんて存在しないというのが禅の教えのようなので、、実在する自分とは腸そのものであり、自我とは五感と記憶で作り上げられた曖昧なもの(あるいは単なる重心)と解釈しよう。

多少仕事に慣れたというのもあるけど、、腸や内臓に気持ちを置くことで、頭が勝手に明日の心配をすることが減りました。気持ちがすわるというか。腸がもう一人の自分と思えば、自分は一人ぼっちではなく、常に二人三脚でこの人生を歩むのだとも思えます。自分は理系でエンジニアで、こんな考え方は非科学とは思いますが、そもそも曖昧でとらえどころのない自分の心(心配症であれこれ先回りして妄想して起きるかもしれない問題に気が行ってしんどくなる、凹む、気持ちが消えそうになる)を取り扱うには、科学的なアプローチでは何の助けにもならず、嘘でも方便でも思込みでも宗教でも、とにかく自分であれこれ試して、多少なりとも心が安定する方向を探しながら、なんとか自分の人生やっていくしかないのでございます。

あと、、以下も自分のスローガン(仕事に対する考え方)

  • 仕事は自分で選んだわけではなく会社や上司から与えられる
  • 新しい仕事が自分の能力でこなせる保証はない。だれもそんな事は保証してくれない
  • だから、任された仕事、やるべき仕事と自分の能力の間には常にギャップがある。力不足、能力不足、経験不足。
  • 仕事をこなすために必要となる能力と自分が持っている能力の差はしょうがない。しょうがないと思って受け入れる。
  • 能力のギャップはだれの所でも起きる話、それが仕事における苦となる。
  • 求められる能力との差があるからといって、自分を責めない。自分のせいではない。
  • なぜその仕事が自分の所にやってきたのか、出会った縁を考えよう。その課題がなぜ自分の所にもたらされたのか、その縁を考えよう。
  • 課題が解けるのが望ましいが、解けなくてもしょうがない(口で言うと最低なサラリーマンだが。。心の安定のためにはしょうがない)
  • だけど、、その仕事や課題と出会った縁を感じ、求められる能力のギャップを埋めるべく、まずは「もがこう」。まずは「泥の中をはいずりまわってみよう」それでもだめならあきらめよう。黙って怒られよう。しょうがない。仕事も人生も自分の思うようになんてならない。

あれこれ考えてしんどくなってしまうのは、自分で自分を攻撃してしまうから。それは本当にもったいない話。自分にもたらせる苦労や辛さに対して、意に介さず馬耳東風に生きれたら何の苦労もないけど、すくなくとも、自分を責めて、自分で自分を苦しい方に追い込むのは避けたい。自分で自分をだめだとか言わないようにしたい。自分の人生なのだから。だめでもしょうがないじゃないか、でもまずはやってみよう、と自分に言ってあげながら仕事をしたい。

そんな取り組みの結果変わった事

  • なんで働ているのか?なんで生きてるのか?という疑問が無くなった。(二人三脚の相棒である腸を食べさせるために働いている(もちろん家族を養うためでもあるが、その前に自分の腸を生かす必要あり!)、自分の相棒である腸を一日でも長く生かすために自分は今生きていると考えています。(そんな考えはアホですか?))
  • 明日や先々の事を先回りして心配してしんどくなることがかなり減った。(腸に聞いても何も言わない。だけど、意識を腸や内臓に向けることで、脳の勝手な暴走が静まる)
  • 心配性、不安症がかなり解消された。仕事の課題??別にどうでもいいじゃんとか思えるようになった(それでいいのかどうかは置いといて、、心配しすぎてしんどくなって力が出せないよりははるかに良いだろう)。
  • 自分を否定したり卑下することがかなり無くなった。だから、、仕事で問題に出くわしても、いままでのように凹むことがあまりない。頑張らなくてはいけないけど、、そんなこと言われてもなーという感じで、客観的でいられる。(そんなのんきなことでいいのか??)
  • 何がなんでも仕事とはならずに、食べるために働いている、まずは食べる、体を維持する、という順番になった。
  • 会社でのお昼は落ち着いて食べられるようになった。(言ってみれば、お昼を食べるために会社に来ているような。腸を養うために、お昼をしっかり食べないと。野菜も増やして)
  • 頭で考える時間が減ったためか、甘い物や間食がかなり減った。少し食べたら満足するようになった。
  • 日曜日の午後から仕事の事が気になって、気分が落ち込んで何もやりたくない状態になったけど、日曜日の気持ちの落ち込みがかなり軽減された。だから、、休日、自分が使える時間が増えた。

一方で、平日は便秘でほとんど大は出ず、休日に下痢で排便しているので、便秘と下痢を交互に繰り返している状態。これは改善する必要あり。